悩みタイトル

帯状疱疹後の症状を特に【帯状疱疹後神経痛(PHN)】と言い、皮膚症状が治まったのにも関わらず、痛みだけがなかなか良くならない状態のことをいいます。
人によって痛みの感じ方は様々ですが、例えば次のような症状はありませんか?

焼けるような痛みがある
電気が走るような痛みがある
触れただけでも痛い
痛みで衣服の着脱が困難
顔や体に水があたるのが痛くて洗えない

など、人によって異なる神経痛が強く表れてきます。
このような症状がある場合は【帯状疱疹後神経痛】だと考えられます。

帯状疱疹後に対する当院の考え

帯状疱疹の症状が治まった後の神経痛、帯状疱疹後神経痛は、後遺症として残すと時間がかかることがあります。
当院では、帯状疱疹の後のこの帯状疱疹後神経痛を緩和する施術をご用意しております。

整骨院に対する皆様のイメージは、肩や首、腰などの痛みやスポーツ傷害の施術が主な認識だと思いますが、私たちは患者様一人一人がより良い生活を送り、パフォーマンスを向上させるお手伝いをすることに取り組んでいます。
そのため、帯状疱疹後神経痛など神経痛に対しても、継続的で確実な施術を提供し、軽減に導くことを大切に考えています。

帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか

放置しておいても痛みが引く場合がありますが、高い確率で「帯状疱疹後神経痛」が後遺症として残る可能性があります。
早期に特効薬である抗ウイルス剤を飲むか、入院して点滴施術が必要になることもあります。

もし帯状疱疹後神経痛が残った場合、ビタミンB12の錠剤を内服したり、一時的に痛みを和らげる対症療法が行われることがあります。

帯状疱疹は疲れがたまる長期の連休やお盆明けに発症しやすいですが、免疫力が低下するといつでも発症する可能性があることを忘れてはいけません。
帯状疱疹にかかったら、しっかりと施術を受けて予後を良くする対策をお勧めします。

帯状疱疹後の軽減方法

帯状疱疹後神経痛には、全ての人に適用できる絶対的な施術法は存在しません。

軽減方法として、まず自分でできることとしては、皮膚への刺激を最小限に抑えるために、綿や絹でできた衣類を着用することがあります。
また、冷却剤(アイスパック)を使うことで症状が和らぐと感じる人もいます。
その他にも、病院で行う鎮痛剤の処方、神経ブロック療法、レーザー施術、鍼灸施術など、症状や程度に合わせて施術法を選択して行われます。

ただし、帯状疱疹後神経痛を完全に取り除くのは難しく、施術は長期にわたる場合があります。帯状疱疹にかかった場合、早めの対策と適切な施術が重要です。

帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

帯状疱疹後、神経痛を伴うことがよくあります。
しかし、患者様ごとに症状や程度が異なるため、一概に適用できる施術法は存在しません。それぞれの患者様に合わせた施術法を選択し、組み合わせて最適なアプローチを見つけることが大切です。
また、短期間で軽減される症例はあまりなく、根気よく長期で施術を続ける必要があります。

当院でも長期施術として考えていただきますが、当院では「鍼施術」が痛みを軽減するために最も効果が期待できる施術と考えています。

また、保険内の施術では遠赤外線を用いて温熱施術を行い、さらに、局所を避けたマッサージを通じて患者様のリラックスを促すことも、効果を期待できると考えています。

その施術を受けるとどう楽になるのか

鍼施術は、気血の循環を促進し、免疫力を高める神経の感覚を回復させ、痛みを軽減する効果が期待されます。

帯状疱疹の患者様に共通するのは、ウィルスが神経に影響を及ぼすことで感覚が鈍くなり、ズキズキ、ひりひり、電気が走るような症状が表れることです。
鍼施術によって、痛みを軽減するだけでなく、免疫力を高めることが期待できます。

また、鍼施術を定期的に受けることで痛みが徐々に和らぎ、約10回程度の施術を受ければ鎮痛薬を服用しなくても快適に過ごせるようになることが多いです。

軽減するために必要な施術頻度は?

特に初期の段階では、こまめに施術を受けることが必要です。

患者様個人の症状の重さによりますが、まずは週3回以上を目指してご来院いただくのが理想的です。

痛みの軽減などの効果を早期に実感するためだけでなく、帯状疱疹は体の免疫力を向上させる根本的な体質改善も必要となります。そのため、こうした効果を得るためには期間をあけずに継続的な施術が必要になります。