巻き肩

こんなお悩みはありませんか?
肩こりや頭痛
肩周りの筋肉が緊張しやすく、血行が悪くなるため、慢性的な肩こりや頭痛が起こりやすくなります。
姿勢の悪さ
全体の姿勢が悪くなることがあり、身体全体のバランスが崩れてしまいます。
呼吸が浅い
肩が巻いていることで胸が圧迫され、深い呼吸がしにくくなります。これが日常生活や運動に影響を与えることもあります。
運動能力の低下
正しい姿勢を保てないため、水泳など上半身を使う運動においてパフォーマンスが低下し、ケガのリスクも増加します。
自己意識の高まり
姿勢の悪さから他人の目が気になり、自己意識が高まることがあります。
巻き肩について知っておくべきこと
巻き肩は、長時間の前かがみ姿勢や筋力不足が原因で、肩が前に丸まり、姿勢が悪くなる状態です。この症状は徐々に進行するため、早期に気づき、原因を理解し、軽減を目指すことが大切です。
胸の筋肉をストレッチしてほぐし、背中や肩周りの筋肉をトレーニングすることで、筋肉のバランスが整い、巻き肩の軽減が期待できます。また、意識的に姿勢を正し、肩甲骨を後ろに引くことが予防につながります。
症状の緩和には姿勢の見直しが優先されますが、痛みや不調がひどくなる前に、近くの整骨院、接骨院、整形外科などの専門家にご相談されることをおすすめいたします。
症状の現れ方は?
巻き肩は、耳よりも腕が前側にある状態を指し、そのような姿勢が続くことで巻き肩とされます。
最近ではスマートフォンの使用が増えた影響で、巻き肩の状態になっている方が多く見受けられます。
症状の現れ方としては、丸まった姿勢を取ることが習慣化することで、肩が内側に入り込み、巻き肩の状態になります。日常生活やお仕事中に丸まった姿勢を取り続けていると、その姿勢が定着してしまうことがあります。
巻き肩になると、胸椎が丸くなり首が前方に出ることでストレートネックの状態となり、それが首の痛みや肩こりの原因となる場合があります。また、胸椎が丸くなることで、腰椎が反りやすくなるケースも多く見られます。
その結果、腰への負担が増し、腰痛を引き起こすこともあります。
その他の原因は?
巻き肩の原因として、先にスマートフォンの使いすぎを挙げましたが、それ以外にも主な原因が2つあります。
それは、デスクワークが中心のお仕事をされている方と、就寝時に横向きで寝ることが多い方です。これらの方々は、巻き肩になりやすい傾向があります。
まず、デスクワークで長時間パソコンに向かって作業をされる方は、肩を前に突き出した姿勢になりやすく、その結果、巻き肩になりやすいといわれています。
また、横向きで寝る習慣がある方は、寝ている間に上半身の体重が肩にかかることで、肩が前方に押し出され、巻き肩の状態になると考えられています。
最も多い原因は、前述のとおりスマートフォンの使用ですが、その他の原因も、日常生活の中で無意識のうちに積み重なっていることが少なくありません。
巻き肩を放置するとどうなる?
巻き肩を放置すると、肩こりや首こり、頭痛、背中の痛みなどの身体的不調を引き起こす可能性があります。
巻き肩の状態が長期化すると、肩関節の硬結や可動域の制限、頚椎ヘルニア、四十肩・五十肩などの肩関節周囲炎、さらには心臓病や高血圧のリスク増加にも関係してくるといわれています。
筋肉のバランスが崩れることにより、正常な身体機能に支障をきたし、頭痛や首の痛みが慢性化する可能性もあります。
巻き肩は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、姿勢の悪さなどが主な原因とされています。
そのため、適切なストレッチやエクササイズ、そして日常生活の姿勢の見直しによって、軽減が期待されます。
当院の施術方法について
巻き肩に対して当院で行っている施術方法は、主に全身矯正、猫背矯正、そして肩甲骨はがしの3つです。
全身矯正では、丸くなってしまった胸椎や反りが強くなっている腰椎に対してアプローチを行い、自然と良い姿勢を取りやすくなることが期待されます。
また、猫背矯正や肩甲骨はがしでは、巻き肩の原因となる大胸筋や小胸筋といった、腕を体の内側に引き寄せる筋肉を中心にアプローチすることが可能で、比較的早い段階で軽減が期待できます。
さらに、巻き肩になるとストレートネックを併発することが多いため、首や背中の上部までアプローチできる頭蓋骨矯正や極上ドライヘッドの施術も併せて受けていただくことをおすすめしております。
軽減していく上でのポイント
姿勢の意識
日常生活において姿勢を意識し、背筋を伸ばしながら肩の力を抜いてリラックスさせることが大切です。
ストレッチ
肩周りの筋肉を柔軟に保つために、定期的にストレッチを行うことが効果が期待できます。
筋力トレーニング
背中や肩の筋肉を強化するエクササイズを取り入れることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。
デスク環境の見直し
長時間のデスクワークを行う場合は、椅子や机の高さ、モニターの位置などを見直し、身体に負担がかかりにくい環境を整えることが大切です。
これらのポイントを意識し、日常生活に取り入れていくことで、巻き肩の軽減が期待できます。