胸郭出口症候群｜札幌北円山接骨院

胸郭出口症候群で悩まれるかたの症状の多くは、毎朝の電車での通勤中、吊り革に掴もうと腕を上げたとき、毎日の洗濯物を干すとき、物干し竿に腕を伸ばしたとき、
小さなお子様を抱き抱えて高い高いした時等、肩から腕、指先にかけてビリっと痺れる様な、又はズキッと疼く様な痛みがあると訴えています。
上記の様に、腕を上に上げた時、伸ばしたときに感じた方は胸郭出口症候群の疑いがあります。一概に胸郭出口症候群といっても様々な物があるので、簡単にどういったものなのかをお伝えします。
首から腕にかけて続いている、血管と神経が筋肉の収縮や関節のズレによって圧迫されてビリビリと刺激を感じるのです。

胸郭出口症候群に対する当院の考え

胸郭出口症候群では、神経や血管が圧迫されるなど物理的な刺激を受けて生じる事がおおく、痛みやピリピリする感覚が首から肩にかけて出たり、上腕から前腕を伝い掌まで広がることもあります。酷い場合は体の側面にまで、この感覚が出ることもあります。胸郭出口には鎖骨下動脈と言われる血管の集合場所があり、そのうちの1本でも圧迫されてしまうと、血行が悪くなり身体が酸素が不足に陥り、浮腫なども出ることがあります。また、レイノー症候群と言われる皮膚が青白く変色する状態も起こってきます。胸郭出口症候群の原因は不明である事が多いですが、睡眠不足やストレスなどが重なったり、長時間不良姿勢で座ってパソコンや携帯などを触っていると発症しやすくなります。

胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか

胸郭出口症候群は、神経症状として首や肩、腕にしびれやピリピリする感覚や、痛みを感じることがあります。一般的には肩凝りと間違われることが多いですが、放っておくと、首、肩、腕、掌にある神経や血管が圧迫されたまま生活を送ると、筋力低下から怪我をしやくすなったり、強い神経症状から痛みや痺れが毎日起こり睡眠不足や仕事のパフォーマンスが低下する事もあります。さらに指先や体にもみられることがあります。運動機能にも影響が生じ、握力の低下、巧緻性の低下などが見られます。血行障害で痛みや感覚障害が起こり、血管の症状としては、血行の悪化から皮膚が白くなったり、チアノーゼになったりします。

胸郭出口症候群の改善方法

先ずは動かす事が重要です。多くの原因は運動不足や凝り固まった筋肉にあるため、そこを動かし筋肉の緊張を緩めて上げる事が最優先です。緩める事により痛みも減って動かしやすくもなるでしょう。その後、根本的な改善をしていく事が重要です。先ず悪い姿勢のまま過ごしていることを、改善させて上げるため、身体の歪みをチェックし、使い方を練習していく事が重要です。
その後は、仕事や家事などの生活習慣は今迄と変わらないため、継続的に身体をケアし2度と痛みが出ない様にして行きましょう。
筋肉の緊張を緩和する為に有効な物は指圧と、針施術で緩める事が効果的です。姿勢を良くする為には、矯正施術でバランスを調整する事が効果的です。

胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは？

緊張を緩和させる為には、先ず指圧で表層にある浅層筋にアプローチをかけます。指圧施術は全身の筋肉と骨の構造を理解した、国家資格保有者が行う施術です。症状の軽い方は指圧施術で十分に効果の実感が出来ます。ですが、痛みを何度も繰り返している方は深部の筋肉にまで固さが出ている為、そこを緩めて上げる必要があります。
その為に有効な施術法として、針施術があります。針施術は、深部の筋肉に対して直接刺激を与えるため、緊張の緩和を早急に促し、早期改善が見込めます。
また血流循環を促すことが出来るため、身体全体の調子を整える事が出来ます。