骨盤の歪み

こんなお悩みはありませんか?
骨盤の歪みについてのお悩みでよく挙げられるのが
下腹部のぽっこりお腹
下半身太り
猫背が強い
ストレートネックが気になる
歪んでいて肩や腰に痛みがある
です。それらは総称して『姿勢が悪い』と言えます。
歪んでしまう理由としては、足を組んでしまったり、重心が左右どちらかに乗せてしまうことが多かったり、重たい荷物を左右片側で持つことが多かったりなど、小さなことから少しずつ歪んできてしまいます。
骨盤の歪みについてで知っておくべきこと
骨盤が歪むと、単に腰痛を引き起こすだけでなく、思わぬ部分にも影響が出ることがあります。
まずは、姿勢の悪化が挙げられます。背筋が伸びにくくなり、姿勢が悪く見えるだけでなく、首や顔まわりに脂肪がつきやすくなるため、体型の変化につながる可能性があります。
次に、ウエストのくびれが出にくくなることもあります。骨盤の歪みによって腹横筋の働きが弱まり、お尻の形が崩れてしまうことで、太ももや腰まわりに脂肪が蓄積しやすくなり、理想的なボディラインが整いにくくなることがあります。
また、体の巡りが悪くなることで、むくみや冷え、肩こり、腰の不調などが生じやすくなります。さらに、代謝の低下によって便通が乱れやすくなり、下腹がぽっこりと出やすい体型になってしまうこともあります。
これらの不調は、インナーマッスルの衰えや、日常生活の中での偏った体の使い方が関係している場合があります。セルフケアが可能であれば、こうした点に注意しながら生活を見直してみることが望ましいです。
症状の現れ方は?
骨盤の歪みは、さまざまな身体的な不調を引き起こすことがあります。
まず、腰の不調や背中の痛みが一般的です。骨盤が歪むことによって脊椎や筋肉に不均衡な負担がかかり、痛みを感じやすくなることがあります。
また、脚の長さに差が生じることがあり、それが原因で歩行時に不安定さや疲労感を感じる場合もあります。さらに、骨盤の歪みは内臓の位置にも影響を与える可能性があり、消化の不調や生理のリズムの乱れにつながることもあります。
加えて、姿勢の乱れや肩まわりのこり、頭の重だるさなども関連していることが考えられます。これらの不調は、日常生活に支障をきたすことが多いため、早めに対処することが大切です。
その他の原因は?
骨盤の歪みには、さまざまな原因があります。例えば、日常生活の癖として、脚を組む、横座りをする、あぐらをかく、腕枕をして寝転ぶ、椅子に浅く腰をかけて座る、肘をついてうつ伏せになる、バッグをいつも同じ方の肩にかける、重い荷物を片手で持つ、歩く際に下を向いて歩くなどの動作は、重心の偏りを引き起こし、骨盤の歪みにつながることがあります。
また、怪我をした部位をかばい続けることによって、全身のバランスが崩れ、骨盤が歪んでしまう場合もあります。さらに、加齢に伴う筋力の低下が関係していることもあります。
骨盤には、前後左右、そして浅層筋から深層筋まで多くの筋肉が付着しています。これらの筋肉が衰え、身体を支える力が弱まってくると、正しい姿勢を維持することが難しくなってしまいます。
骨盤の歪みを放置するとどうなる?
骨盤の歪みを放置すると、さまざまな不調が生じることがあります。
まず、腰痛についてですが、骨盤が歪むことで腰に過度な負担がかかり、腰痛が慢性化する可能性があります。特に、立ったり座ったりする動作の際に痛みが強くなることが多いです。
また、肩こりや首の痛みも影響を受ける場合があります。骨盤の歪みによって背骨のラインが崩れることで、肩や首に負担がかかり、不快感や痛みを感じることがあります。
さらに、膝痛も生じる可能性があります。歪んだ骨盤は下半身にも影響を与え、膝の位置が不安定になることがあります。それにより膝に不均等な負荷がかかり、膝痛の原因となることがあるのです。
このような症状を放置していると、次第に状態が悪化していく傾向があります。初期段階では軽い痛みや違和感で済んでいたとしても、時間の経過とともに慢性的な痛みが生じ、日常生活に支障をきたすこともあるため、早めの対応が大切です。
当院の施術方法について
当院では、まず骨盤に歪みがあるかどうかを検査いたします。検査方法としては、患者様の両肩に腕を乗せ、左右の腕の高さに差があるかを確認いたします。その後、骨盤の位置でも同様に腕を乗せ、高さに違いがあるかを見ていきます。次に、うつ伏せになっていただき、両足の脚の長さに差があるかを確認いたします。これら3つの検査結果をもとに、現在の骨盤の歪みの程度を判断いたします。
検査が終わりましたら、当院では骨盤の歪みが見られる場合、全身の矯正施術を行ってまいります。上半身と下半身の両方に対して手技を行い、腰・肩・首へ徒手による矯正を行うことで、全身の歪みを整えていきます。
施術が終わった後には、患者様にお身体の動かしやすさをご体感いただきます。また、施術前に実施した検査を再度行い、施術前後での歪みの変化を確認していただいて終了となります。
改善していく上でのポイント
姿勢を整えていく上でのポイントは、骨格・筋力・柔軟性がしっかりと保たれていることです。これらが整うことで、良い姿勢を維持しやすくなります。
筋力については、姿勢を支えるためにインナーマッスルを鍛えることが大切です。インナーマッスルを強化することで、無理なく良い姿勢を保ちやすくなっていきます。
また、柔軟性が不足していると血流がうまく循環せず、関節周りの可動域も狭くなりやすくなります。その結果、冷えを感じたり、無理に筋肉を動かしてしまい痛みにつながる可能性もあります。これらは骨格の歪みにも関係してくるため、ストレッチをしっかりと行うことが重要です。
筋力と柔軟性は、取り組まないと徐々に低下してしまう傾向がありますので、継続的に続けていくことが大切です。
骨格に関しては、当院で矯正施術を行うことが可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。