眼精疲労
こんなお悩みはありませんか?
パソコンやスマートフォンなどの急速な普及により、目が重たい、目がかすむなど、目の疲れを訴える人が急増えています。
単なる疲れ目であれば、1~2日しっかりとした睡眠をとることで回復することが多いですが、休んでも回復せず、慢性的に続く疲れを「眼精疲労」といいます。
眼精疲労の主な症状
目のかすみ
目の充血
目の奥の痛み
ドライアイ
重症化した場合にみられる全身症状
頭痛
吐き気
不眠
食欲の低下
集中力の低下
全身の倦怠感
軽いうつ状態
眼精疲労は日常生活に支障をきたす場合があり、適切なケアが必要です。
眼精疲労についてで知っておくべきこと
眼精疲労とは、疲れ目が進行した状態を指します。主な症状として、目のかすみや重たさ、充血、目の奥の痛みなどがあります。また、全身症状としては、頭痛や肩こり、吐き気、不眠、食欲や集中力の低下、全身の倦怠感、軽い鬱状態などが挙げられます。
主な原因としては、ストレスが関与していることが多いです。緊張やストレスにより交感神経が優位になると涙の分泌量が低下し、ドライアイになりやすくなります。そのため、パソコン作業を1時間以上行った場合は、10分から15分の休憩を取るようにしましょう。
予防にはリラックスする時間を意識して設けることが大切です。運動や息抜きなどをして、ストレスの溜まらない生活を心がけましょう。
症状の現れ方は?
まず、眼精疲労は目だけでなく、全身に症状が現れることが特徴です。よく似た症状として疲れ目がありますが、疲れ目と眼精疲労は同じものだと思われがちです。しかし、実際には異なるものです。最も大きな違いは、その症状の重さにあります。
疲れ目の症状は一時的で、休息や睡眠を一定時間取ることや目薬を使用することで緩和・軽減されます。一方で、眼精疲労の症状は継続性があり、目以外の部位にも影響が現れることが特徴です。
身体に現れる症状としては、肩や首が凝り、張っているように感じる、頭痛、倦怠感、吐き気、不眠、食欲不振などが挙げられます。
その他の原因は?
続いて、眼精疲労の原因についてお話ししたいと思います。
眼精疲労を引き起こす原因は一つだけではありません。目や全身の病気に関連した原因もあれば、心理的・環境的な要因によるものもあります。
たとえば、遠視や近視、乱視といった目の屈折異常に伴うものや、パソコンやスマートフォン、本などを長時間見続けた結果引き起こされるドライアイがあります。
また、白内障や網膜色素変性、網膜剥離などの目の病気が原因となることもあります。さらに、目とは関係のない全身の病気(高血圧、糖尿病、月経異常、貧血など)の一症状として発症する眼精疲労もあります。
それぞれの原因によって、適切な対処方法が異なります。
眼精疲労を放置するとどうなる?
続いて、眼精疲労を放置するとどうなるかについてお話ししたいと思います。
眼精疲労を放置した状態が長期間続くと、やがて仕事や日常生活に支障をきたしてしまうことがあります。目を酷使することで起こる疲れ目とは異なり、ドライアイや緑内障などの目の病気につながる可能性があります。
緑内障とは、眼圧が基準範囲を超えて高くなることで視神経や網膜に障害が発生し、徐々に視野が狭くなっていく病気です。さらに悪化すると、最悪の場合、失明につながることもあります。そのような状態を防ぐためにも、日常生活の中で目への負担を減らすことが重要です。
当院の施術方法について
眼精疲労にはさまざまな原因がありますが、まずはセルフケアとして、1時間に10~15分は休憩を取り、目を休めることが大切です。また、首や手、肩を適度に動かしてストレッチを行い、緊張をほぐすことも重要です。
そして、当院の施術方法として、眼精疲労に効果が期待できるのは『ドライヘッド矯正』です。ドライヘッド矯正は全身矯正の一つで、首や肩の症状、頭痛、眼精疲労などの緩和が期待でき、多くのデスクワークをされる方におすすめの施術です。
さらに、矯正施術ですので、姿勢の改善にもつながります。具体的には、全身の骨格の歪みや巻き肩に対しても効果が期待できます。
改善していく上でのポイント
眼精疲労を改善していく上でのポイントとして、まず画面を見る作業ではこまめに休憩を挟むことが大切です。パソコンやスマートフォンなどを長時間使用する際は、作業時の姿勢にも気をつけながら、適度に休憩を取り入れるよう心がけましょう。
また、目が乾燥すると眼精疲労が進行しやすくなります。目の乾燥を防ぐために、まばたきの回数を意識的に増やし、涙で目を潤すよう心がけることが大切です。さらに、加湿器を使用して部屋の乾燥を防ぐことも効果が期待できます。
目が疲れたと感じた場合には、蒸しタオルを目の上に置いて休憩する方法もおすすめです。こうしたセルフケアを日常的に意識して行い、眼精疲労の軽減に取り組んでいきましょう。