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顎関節症 について

顎関節症とは?

顎関節症とは、あくびをした際カクンと音が鳴る、物を噛むと耳の付け根やこめかみが痛いといった症状のことです。

顎関節症の根本原因は?

顎関節症の根本的な原因は、一般的には歯並びや噛み合わせ、またはストレスが影響していると言われますが、実際には外傷要因がその原因の多くを占めていることがあります。ただし、ギリギリと音を立てる歯ぎしりや食いしばり、歯の噛み合わせが悪いこと、精神的ストレスが多い場合などにより、筋肉が緊張して疲労が蓄積し、顎のバランスが崩れることもあります。

また、外的な原因として、生活習慣の中でうつ伏せで寝ること、猫背、頬杖をつくこと、片方の歯だけで食事をすることなどが挙げられます。これらの習慣により、特定の部位に過度な負荷がかかり、その負荷が最終的に顎関節に影響を与えてしまい、顎関節への負担が増大することが根本的な原因となることがあります。

こんなお悩みはありませんか?

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顎関節症についてこんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

顎を動かした際に痛みが発生し、特に口を開閉する際に強く痛みを感じる
時々、顎が引っかかったようになって動かなくなることがある
耳の前側やこめかみ、頬の辺りに強い痛みを感じる
大きくあくびをしたり、リンゴのような固いものをかじる時に痛みがあり、上手く口を動かすことが出来ない
夜、寝ている際に歯ぎしりをしていたり、歯医者で食いしばりがあると言われたことがある

上記の症状は顎関節症の症状が出たり、症状の悪化に繋がりやすいです。分かりにくい症状もあるため病院で診てもらうことをおすすめします。

顎関節症に対する当院の考え

知っておくべきこと

顎関節症に関して、当院での考えをお伝えしていきたいと思います。物を噛んだり、口を開け閉めする際に顎を動かす筋肉に痛みや違和感を感じる咀嚼筋群の機能障害と、顎関節の痛みや雑音を伴う可動制限を総括して顎関節症と言います。20代~30代の女性に多く見られ、年々増加傾向にあります。

実は、顎の関節がずれると、さまざまな部分に影響が出ることがあります。慢性的な肩こりや頭痛の原因は、顎の関節のずれが影響している可能性もあります。

当院では、つらい部分の痛みを取り除くだけではなく、頭痛や肩こりの根本的な原因にアプローチする施術を行っております。まずは、お気軽にご相談ください。

顎関節症はなぜ起こるのか?

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顎関節症が起こる原因として考えられるものには、「寝ている時の歯ぎしりや噛み締めによりあご周りの筋肉が緊張する」「歯並びや噛み合わせの悪さが顎関節に負担をかける」「顎関節が生まれつき弱いといった器質的な問題」「ストレスや不安」「外傷」などが挙げられます。

また、日常生活でのささいな習慣や癖も大きく影響します。その一部として「ほおづえをつく」「うつ伏せで寝る」など、無意識に行っている些細な行動が顎関節症を引き起こす原因となることがあります。

生活習慣に少し気をつけることで、軽減が期待できる点もいくつかあります。皆さんも一度、自分の生活習慣を見直してみてください。

顎関節症を放っておくとどうなるのか?

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顎関節症を放置しておくと、口を開け閉めする際に顎の関節がカクカク鳴る、口を大きく開けられない、噛んだ時に顎が痛いなど、さまざまな症状が現れることがあります。そのため、対処に困っている方も少なくありません。口を開けた時に顎関節やこめかみに痛みが生じることもありますし、口を開けるだけでも辛く感じることがあります。

「開口障害」が重症化すると、日常生活に支障をきたすことがあります。健常な状態では3横指分が入るところが、1~2横指しか入らない場合には、早期に施術を受けることが大切です。そのまま放置すると、関節円板の癒着などが進行し、口を開けにくい症状がさらに悪化する恐れがあります。

顎の違和感は日常生活に支障がないからといって放置する方も少なくありませんが、早い段階で施術を開始することで顎関節症のリスクを減らすことができます。

顎関節症に効果的な当院の施術メニューは?

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顎関節症に効果が期待できる当院の施術メニューは、鍼とドライヘッド矯正です。

【鍼施術】
顎関節症にはいくつかの種類がありますが、その中で下顎を動かす筋肉のコリが原因となっているケースがあります。こういった場合、当院では鍼を使ってその筋肉にアプローチし、筋肉を緩めることができます。筋肉を緩めることで、顎への負担が減り、症状が少しずつ軽減されることが期待できます。

【ドライヘッド矯正】
また、ドライヘッド矯正にも、下顎を動かす筋肉をしっかりとアプローチする手技が含まれており、筋肉を緩めることができます。さらに、顎関節のズレや顔のパーツのズレを整えることができるため、顎関節症に効果が期待できる施術メニューとなっています。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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これらの施術を受けていただくと、まず鍼は顎関節部の血流を促進し、疼痛を軽減する効果が期待できます。肩こりや耳鳴り、頭痛を訴える方も多いため、そのような症状にも併行して施術を行うことができます。

ドライヘッド矯正は、ストレートネックの方や巻き肩、首の痛みを感じている方にも有効なメニューとなっており、さらに顎関節のズレを整え、顎関節周りの筋肉も緩めることができます。姿勢や顎関節のズレ、周りの筋肉にアプローチすることで、顎関節症に特化した施術が行えます。

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

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顎関節症を軽減させるために必要な施術頻度は、1週間に2〜3回程度通っていただくのが理想的です。その頻度でまず3〜6ヶ月程度施術を続けていただけると、かなりの症状の軽減が期待できます。

また、症状の強さにもよりますが、状態が悪い場合は2日に1回程度に通院頻度を上げていただくこともあります。もし週に1回もなかなか来られない場合、その分施術期間が6ヶ月以上に長くなることもあります。